PC Worldによれば、マイクロソフトのコンファレンス「2009 Worldwide Partner Conference」で、COOのKevin Turnerは、自社の「Laptop Hunters」の広告キャンペーンに関して、Appleの法務部門から、広告に関するクレームの電話があり、いかにアップルがMSのこの広告にイラついているかを示唆しました。Turnerによれば、アップルの法務部門は、「すでに100ドル以上も価格を下げており、MSはこの広告を流すことを中止すべきだと訴えった」して、自分のビジネスキャリアの中で最も凄い電話であったと、席上語っています。
アップルはこのMSの一分間の価格攻撃の広告に対抗して、以下のような広告で反撃しています。
昨年のオバマキャンペーンの時にも、実感しましたが、競合の攻撃的な広告への反撃は、即座に行なわないと、ロイヤルカスタマーの心証を害することがあるという点です。ロイヤルカスタマーは、常に自分の判断(その製品を購入したこと)が正しかったと、企業に証明してもらいたがっています。その観点からすると「広告」は、すでにそのブランド・製品・サービスを購入してカスタマーの描く「ブランドイメージ」をきちんと表現し、さらにその顧客がよりスマートに見えるようなライフスタイルを訴求することが非常に重要になってきます。
すでにカスタマーになった顧客が、「Buyers Remrose(高額商品購入後の後悔や不安による落ち込み)」を起こさないために、その顧客にとって意味のあるブランドであることをコミュニケーションする、それが広告の大きな役割であるを十分認識して、企業は広告展開をすべきだと思います。今回のこのMac vs. PCの広告は、非常にシンプルにPCの価格のベネフィットを訴求するMSに軍配が上がる、そんな気がします。

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