おとといの6月30日、無事に日経ネットマーケティング・フォーラムの特別セミナーの基調講演を終了しました。今回は、夫が日本に滞在しているので、彼を伴って、会場の品川プリンスホテルに向かいました。夫は、まだ日本の湿度に慣れていないので、スーツにタイというしんどい格好で汗をかきながら、かなり苦しんでいましたが、私の講演を聴講することとサポーターとして大いに手助けをしてくれました。いつものように、50枚のスライドを用意して(実際は60枚以上のスライドを送って、事務局の方の減らしてくださいと言われて、かなりカットしました)、ヴィデオを駆使して、一気に話しまくりましたが、オーディエンスの方たちはかなりエンジョイしていただいたようです。受付には、私の新刊「YouTube時代の大統領選挙 - 米国在住マーケターが見た700日のオバマキャンペーン・ドキュメント」の紹介もさせていただき、気分は最高です。
会場には、日経BPのニュースサイトのITproの副編集長もいらして、ご自身のTwitterアカウントでライブで、私の講演を実況していただき、さらに講演終了後は「素晴らしい講演でした」とお褒めの言葉をいただきました。また、すぐに記事として、サイトにアップロードしていただき、大いに感激しました。記事では、私の講演のポイントを手際よくまとめていただき、改めてここで御礼を申し上げます。
今回の講演は、日米のWOMの最新事情と言うことで、オバマキャンペーンを事例として、改めてソーシャルメディアを活用したキャンペーン、および消費者のオンラインのソーシャルライフをお話しました。多くの方が会場に詰めかけ、ステージから見る限りは、皆さん熱心に聴いていただいたようで、盛況のうちに終わったと思います。
講演でもお話しましたが、「WOMマーケティングの効果」を最も理解しているのは、オバマ大統領自身で、その意味からもオバマキャンペーンは史上最大のWOMを生み出したキャンペーンと言えます。以下は、2008年6月9日にYouTubeにアップロードされたヴィデオ「Lunch with Barack」です。インディアナ州の支持者たちとのランチのヴィデオです。
- 当時のオバマ候補者に、支持者は「本選挙でどんなサポートを必要としていますか?」と質問しています。
- オバマ候補者は、「あなたたちの言葉を周囲に広めて欲しい(WOM:クチコミ)。あなたたちの言葉はTV広告以上に信頼性があって非常に重要だ」と答えています(質問と答えはヴィデオの7分19秒から7分40秒まで)。
ボトムアップのコミュニケーションに注力するオバマキャンペーンにとって、「WOM」はその重要なプラットフォームです。このヴィデオは、まさにキャンペーンの真髄を示唆する重要なものと言えます。

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