今朝は米国の第4四半期のGDPが5.7%の成長率と、過去6年間で最も速いペースであるというニュースが入ってきて、ちょっと気分が明るくなりました。
もちろん失業率は相変わらず二桁で、「雇用創出」が最も大きな米国民の願いであることは変わりません。ただし、大統領は、おとといの一般教書演説で、「リセットボタン」を押して、米国民と「Re-engagement(再エンゲージメント)」を試みました。その直後のGDPのグッドニュースですし、今日大統領は共和党とFace to Face(対面)で、TVカメラを入れて、1時間半にわたってスピーチおよび質疑応答を行っています。
C-Spanは、ワシントンの政治家たちのリアリティを、淡々とTVカメラで映していますが、ヒートアップした政治家の言動は、単なるリアリティTV番組より面白く、最近最もホットな「政治劇場」と言われています。今日の台本なしのとの質疑応答は「飛んで火にいる夏の虫と」思っていたはずですが、この夏の虫は火の中で、嬉しそうに飛び回り、周囲を大いにかき回した、という感じです。
また少なくとも、大統領が共和党の言い分に聴く耳を持って、彼らの陣地に出かけたことはポイントで、さらにホワイトハウスがかなりプッシュして、TVカメラが入ったことが成功の要因です。このC-Spanの放送の良さは、そこには政治評論家やTVレポーターといったバイヤスがかかる人たちが存在しない点です。最近のケーブルTVが「ゴングショウ」的で、極端な政治志向に走りやすい中で、ありのままの政治家の姿が映し出されるC-Spanは、視聴者が自分で目で見たことを、自分のアタマで考えることができます。
「密室の中の政治」とは古臭い言葉ですが、民主党が「ヘルスケアのリフォームの論議」で共和党を締め出して、密室で話し合ったことは多くの批判を呼びました。オバマ政権が打ち出す「政治の透明性」を強化する上でも、このC-Span的な作りこみのないカメラを入れて、国民にありのままを見せのは、信頼の獲得の上でも好ましいと思います。

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