13日の日経ネットマーケティングフォーラムの私の講演は、好評のうちに無事終了しました。
私の出番は夕方の16時半から17時半でしたが、午前中から興味のあるテーマが語られるということで、午前10時会場に入り、午後18時の終了まで、じっくり拝聴しました。合計4人の1時間ずつの講演を拝見しましたが、普段あまり実感レベルで理解できていない仮想空間の『アメーバピグ』が、興味深く、サイバーエージェントの武石幸之助さんのお話で、なぜ1年で会員300万人突破がで来たのかが、理解できました。いかにも「Land of Cutie」の日本市場に受けるかわいらしさを前面に打ち出したアバターは、米国のセカンドライフのキャラとは全然異なる日本独自の世界で、ちょっと子供向けのClub PenguinやFacebookで大人気となったFarmVilleを連想しました。アメーバピグは、仮想空間で自分のアバターを使って他のユーザとリアルタイムの会話やソーシャルを楽しむもので、Twitter的なノリとソーシャルゲームの面白さが加味されていて、若い子達が楽しんでいるのが感じられます。
自分の講演に関しては、出番前にかなり時間があり、何かパドックに早めに入ったホースのような気分で、気合が充実しすぎて、講演が始まった瞬間から爆走状態で、一気にしゃべくってしまいました。皆さんは面白かったとおしゃっていただき、ほっとしています。私の講演のポイントも然りですが、今、人々はソーシャルネットワークの中で、以下のような様々なモーメント(瞬間)をリアルタイムで共有したがっています。
- Aha! : 「ひらめき」、思いもよらなかったアイディアに気がつく瞬間
- Wow!:「すごーい」、物凄い驚きの瞬間
- Happy:「うれしーい」、喜びの瞬間
- Agree:「納得」、同意する瞬間
- Oh, yeah!: 「わー」と、感動して思わず叫びたくなる瞬間
- Great!: 「価値ある」と思った瞬間
今、多く人たちは、楽しいこと、愉快なこと、驚きや納得、価値あること、自分の関心に近いことを、仲間と共有したいと思っています。そんな人々の共有への欲求を、サポートする、あるいは簡単にそれがディストリビュートできる仕組みやプラットフォームを提供し、人々がブランドとエンゲージできるような道筋をつけていく、それがマーケターの仕事です。Facebookの「Likeボタン」に象徴されるように、人が人へ影響するチカラは非常に高まっており、そうしたチカラを持つ消費者の1人1人がソーシャルメディアの中で益々大きなヴォイスを持ち始めています。
『Likeの時代』では、主役はユーザです。彼らはすでにファンなので、彼らをファンから「ブランドのAdvocate(アドボケイト:支持者・擁護者)」にするために、お金だけではなく、アタマとココロを思いきり使う、それが非常に大切だと実感しています。

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